フォーレの初稽古から一年が経過しました。

私の音楽監督を務めます 合唱団磯子フォーレを歌う会が 発足され初練習でレクチャーを行ったのが灼熱の2015年8月8日。文字通りフォーレ/レクイエムを歌う会として 人数は集まったのだが、初めてのラテン語、初めて見る楽譜、正直一年で舞台に立つ事が可能なのか、また、見えないゴールについて良く考えさせられました。

本日、真っ黒に陽焼けした顔で指揮台に立ちましたら、「真っ黒でユウちゃんみたい!」と団員に言われました。ユウちゃんとは誰なのかと暫く考えていましたら、なるほど、、その年代、「あの昭和の大スター裕ちゃん」かと。

やはり灼熱の8月6日本日にやっと全曲カヴァーすることが出来、記念すべき日になりました。

10月22日には横浜・磯子にてソリストをお呼びしてのオーケストラとの全曲演奏を致します。来年2017年3月にはパリ・マドレーヌ寺院での演奏を予定しておりましたが、相次ぐフランステロにての不安を払拭出来ず目的地を私の縁のある、音楽の都 オーストリア・ウィーンに移転しての公演準備に取り掛かります。

今日も、うだるような暑さの中、稽古場には大勢の方がお見えになり、私の容赦ない要求や約束を見事に返してもらえる有難い稽古でした。

次回の稽古が楽しみです。