〜平成最後の本番へ 入魂のレクイエム 作り〜
8年前の3.11 僕は自宅レッスン室でレッスン中、メゾソプラノ ドン・カルロのO don fataleをレッスン中であった。メゾのアリアの中ではかなりドラマティックで野太い声での高音も要求される。 レッスンも終盤に差し掛かかり、一緒になって高音を出していると、歌っているレ...
「明日への祈り」へ向けて
来年の4月に本番を迎える 横浜市の合唱団 オラトリオ・ガブリエル合唱団が神奈川県の三浦海岸で合宿練習を行い、全ての練習に参加し、指導を行った。 合唱に一番大事なのはもちろん 声であるが、今取り組んでいるJ.ラターレクイエムは歌詞がラテン語とイギリス英語である為に、慣れない英...
〜偶然は必然に〜 2年7カ月の軌跡
2018年3月25日 オーストリア ウィーン フォルクスオーパーの近くにある聖カニシウス教会にて フォーレ/小ミサ曲 、レクイエム全曲を振り終えた。 この演奏会は2016年に横浜・磯子の地で行われた「磯子フォーレ レクイエムを歌う会」が横浜での終演後に更なる飛躍の地である...
〜懐かしい第二の故郷へ〜亡き先生との地へ
僕は今、成田から飛び東北を北上し、北海道札幌から稚内市からサハリンの南からロシア シベリアに入りヤクーツクを過ぎ高度12194メートルをひたすらに西に向かう機内にいる。広大なロシアの真っ白い大地を上空から見ながら私が昨年指揮をしたチャイコフスキーの交響曲第5番を聴きながらこ...
オーケストラは魔法のように素敵
プロ・アマに限らずオーケストラは本当に素敵だ。 小学生の頃母親に連れられて行った市民オーケストラの演奏会。そのオーケストラは当時アマチュアにも関わらず年に数回の演奏会を開いており、入場料もアマチュアならではの破格の¥500-プログラム選曲も次回の予告があるとお小遣いを貯め当...
6回目のあの日
戦後72年間、焼野原であった日本は高度経済成長を遂げ、1955〜73年の約20年にわたり、経済成長率(実質)年平均10%前後の高い水準で成長を続けた。その後には東京オリンピック効果。人々も夢と希望に溢れ、夢の乗り物「新幹線」が走り始め各都市も繁栄し平穏な日々を送っていた矢先...
色々終演
暑さ寒さも彼岸までと申しますが まだ肌寒い日が続いております。 皆様、お変わりありませんか? 2月、3月と演奏会が続きましたのでご報告しようかと思います。 会員として活動させていただいています、一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(PTNA)50周年記念コンサート、大学...
あけましておめでとうございます。
年末 N響第九初日の収録日後にノロウイルスに感染し、休養させて頂き、体調が芳しくない中「オペラ紅白歌合戦」に出場しその後も引き続き体調を壊し散々な年末年始を送っておりました。 2018年3月にはウィーンにてフォーレ/レクイエムプロジェクトもあり、動き出しております。...
ラザロと共に楽園へ終焉〜フォーレ/レクイエム終演〜
このブログでも再三ご紹介させて頂いた 横浜・「磯子フォーレを歌う会」の演奏会が終演した。 600席ある客席のチケットは当日券も含め完売。大盛況であるのと同時に、演目がレクイエムの為に客席からも重たい空気が指揮台からも背中越しに感じられた。...
requiem最後の練習でした。
磯子フォーレを歌う会が発足し大きな組織になり昨年の8月より猛練習を重ねてきました。 楽譜の購入に始まり、キリスト教と音楽の説明からラテン語の読み方、意味に至り、声の出し方、トレーニングをしながらの指導者も参加者も大変な1年以上の期間であったことと思います。...